【記事の内容】
- サラリーマンがオワコンな理由
- 今後生き残る為にすべきこと
- 今すぐサラリーマンを辞める必要はない
こんにちは。
エルバス(@elbaz_side_job)です。
先日、以前勤めていた会社の同僚と話す機会がありました。
話によると、コロナの影響で業績が悪化し、社員のリストラを進めているとの事でした。
ぼくもその会社に残っていたらどうなっていたか分かりません。
この記事を読んでいるあなたは、ぼくと同じように『サラリーマンの今後』に不安を感じている方でしょう。
Contents
サラリーマンがオワコンな理由
サラリーマンがオワコンである主な理由は以下の4つです。
- 終身雇用・年功序列制度の崩壊
- 同一労働・同一賃金
- 45歳でリストラ
- 社会保険料の増加
終身雇用・年功序列の崩壊
先日トヨタの豊田章男社長が『これ以上終身雇用を続けるのは難しくなった』と述べたことが話題になりました。
長年日本の働き方の象徴であった『終身雇用』と『年功序列』が音を立てて崩れた瞬間でした。
これから先は今までと同じように働いても、定年まで将来が保証されているわけでもなく、在籍しているだけで給料が上がっていくこともありません。
詳しくはこちらの記事をどうぞ。
後ほどご説明しますが、これからは『実力主義』の時代です。
能力がないサラリーマンは容赦なく切り捨てられます。
会社や組織が個人を守る時代は終わりました。
同一労働・同一賃金
大手企業は2020年4月から、中小企業は2021年4月からついに『同一労働同一賃金』が始まります。
これは簡単に言えば、『契約社員だろうが派遣社員だろうが正社員と同じ仕事をしているならば、同じ報酬を支払う』というものです。
同一労働同一賃金が施行されれば、当然人件費が上がります。
体力のない企業が財源を確保するには、正社員への優遇を撤廃するしかありません。
たとえば、
- 給与自体を下げる
- ボーナスを廃止(給与に組み込むなど)
- リストラ(これはもう始まっていますね)
などですね。
実際正社員の優遇撤廃はすでに始まっています。
たとえば、
- 日本郵政は、正社員の住宅手当を削減
- NTTは正社員の食事補助を廃止
などを行なっています。
これから正社員の優遇制度は縮小していき、正社員でいるメリットはなくなっていきます。
45歳でリストラ
最近ニュースでよく見かけるのが、大手企業のリストラです。
現在行われているリストラには今までにない特徴があります。
それは黒字でもリストラを進めていることです。
今まで日本のサラリーマンは何だかんだ守られており、簡単にクビにはできないようになっていました。
しかし今は、早期退職という名の自主退職を迫り、リストラを進めています。
企業は、これからくる少子高齢化に備え、今のうちから体力を蓄えておく考えです。
無能な社員は問答無用で切り捨て、有能な社員だけを残します。
NECなどが良い例で、リストラを進めつつも、新入社員でも能力があれば一年目から1,000万円(年俸)を支払うと言っています。
社会保険料の増加
消費税の増税に目がいきがちですが、実は社会保険料の負担も年々大きくなってきています。
サラリーマンの保険料は給料から天引きなので有無を言わさず搾取されます。
ちなみに額面で年収500万円だとしても、保険料が30%にもなれば手取り300万円代にまで下がる計算です。
給料は上がらないのに、保険料だけが上がっていけば、当然収入は減る一方となり、今までの生活を維持できなくなる可能性があります。
サラリーマンが今後生き残る為にすべきこと
ここまで、サラリーマンがオワコンである理由をお伝えしてきました。
今すぐに、厳しい時代に備えて対策を打たなければ、人生がオワコン化する可能性があります。
何をすべきか
- 終身雇用・年功序列制度の崩壊
- 同一労働・同一賃金
- 45歳でリストラ
- 社会保険料の増加
上の問題から分かることは、
- 能力がなければ排除される
- 収入を増やす必要がある
の2点です。
だったらやることは明らかです。
収入を増やす必要がある→自分で稼ぐ
この2つが解決策となります。
スキマ時間を使って副業を始めよう
インターネットが普及した今、いつでもどこでも副業を始められます。
- 早朝
- 朝の通勤時間
- 昼休憩
- 取引先に向かう移動時間
- 仕事終わり
などスキマ時間を活用すれば、本業があるサラリーマンでも副収入を得ることは可能です。
実際ぼくは、スキマ時間を使い副業を始めることで月に20〜30万円程度の収入を得ています。
また、副業を始めるメリットは、収入が増えることだけではありません。
それは、スキルが磨かれることです。
市場価値が上がれば、転職も優位に進められるようになります。
そうなれば、たとえリストラにあったとしても問題はありませんし、フリーランスになって生き残るという選択肢も持てるようになります。
ぼくは副業を始めてから、
- アフィリエイトで稼げる
- Webライティングで稼げる
- YouTubeで稼げる
ようになりました。
副業は、収入源を増やしリスクを分散させ、スキルも磨かれ市場価値も上がる。
という、サラリーマンが今後生き残るための最高の手段なのです。
正しい副業の選び方はこちらの記事をどうぞ。
サラリーマンを辞める必要はない
こんな世の中なので、『サラリーマンなんて暗い未来しかないし、さっさと辞めた方が良い』という人もいます。
もちろん実力がある人はそれで良いと思います。
とはいえ、会社以外で仕事をしたことない人がいきなり独立するのはリスク高過ぎです。
独立するにせよ、まずは副業からはじめてみて、自分で稼ぐという力を身につけてからで良いと思います。
たとえば、
- 安定収入
- 副業に本業の専門性が活きる
- 精神的に余裕を持てる
などです。
どういうことかそれぞれ説明します。
安定収入を得られる
極論言えば、サラリーマンは打刻さえしていれば毎月給与が振り込まれる最高のストック型ビジネスといえます。
その上、自分の仕事さえしていれば面倒な経費精算や保険の支払いなどは会社が全てやってくれます。
副業に本業の専門性を活かせる
副業は、なんの知識もスキルもない状態ではじめても稼げるようにはなりません。
なぜなら、自分にとっては副業だとしても、それを本業にしているエキスパートがいるからです。
1からレベル上げをするのは大変なので、自分も専門性のある分野で副業をはじめることが成功の近道です。
つまり、『本業の専門性を副業に活かす』ことです。
たとえばぼくの場合、ブログのネタの多くが本業の知見をいかした内容になっています。
ブログ自体は未経験ではじめましたが、内容は他のブロガーにも引けを取らないので、読まれる記事を多く量産できました。
このように0からはじめるのではなく、自分の知見やスキルを武器にすることで成功のチャンスは大きくなります。
安定収入があるからこそ副業に専念できる
副業で失敗しようが、やめてしまおうが本業があればどうにかなります。
また本業があることで多少のリスクなら取ることができます。
本業があるからこそ、副業に専念できます。
それは、副業収入がなくなっても、本業収入があれば生きていけるからです。
副業は本業があるからこそ成り立ちます。
本業×副業が今ベストな働き方
このようにサラリーマンでいるメリットも多いので、いまは『本業×副業』が賢い働き方だと思っています。
本業で生活の基盤を築きつつ、それ以上の収入は副業で稼ぐというのがベストです。
まとめ|サラリーマンはオワコンだが悲観することはない
- サラリーマンがオワコンな理由
- 今後生き残る為にすべきこと
- 今すぐサラリーマンを辞める必要はない
についてまとめました。
大手企業に入り、サラリーマンとして生きていけば安泰という時代は終わりました。
会社や組織が個人を守ってくれることはなく、自分の身は自分で守るしかありません。
副業を始めることで得られることの方が大きいと思っているからです。
自分で稼ぐことで、会社に依存した体質から抜け出すことができます。
それまでは、『生活費=給料』となっており、会社のいいなりという感じでした。
自分で働き方を選べる自由を手に入れたからです。
このままサラリーマンを続けていても大丈夫なのかな?
大手企業は相次いでリストラを進めているし、自分もこの先どうなるか分からない。
とはいえ、フリーランスになって自分で稼ぐっていうのも現実的じゃないしな。
このまま普通に働いていていいのかな?