ブログは複数運営すべき?答えは【YES】|その理由を解説する

ブログをある程度続けていくと多くの方が直面するのが以下の問題。

  • 1つのサイトに頼っていて良いのか?
  • リスクは分散させるべき?

また、

  • あたらしいサイトでチャレンジしたい!

など、ブログの方向性に悩みます。

その悩みに対する答えはタイトルの通り、『ブログは複数運営しましょう』です。

今日はこのことについて詳しくご説明します。

【記事の内容】

  • ブログは複数運営すべき?
  • 最近のトレンドは一点集中型だけど…
  • 複数運営のメリット・デメリット
  • 0から作るのではなく、カテゴリーを分散させていく
  • 副業ブロガーは増やしても3つくらいにしておこう
  • 初心者はまずは1つのサイトに専念しよう

【記事の執筆者】

エルバス(@elbaz_side_job

  • ブログ歴2年半
  • 3つのサイトを運営
  • ブログで月6桁達成

ブログは複数運営すべき?

答えは当然、『YES』です。

冒頭でもお伝えしたように、ブログは複数運営することをおすすめします。

ブログで長く安定的に稼いでいきたいならば1つのサイトに頼った運営スタイルはリスクしかありません。

個人サイトはちょっとしたことで簡単に吹き飛びます。

たとえば、

  • ドメインの更新忘れ
  • サーバー契約更新忘れ
  • 不正アクセスによる被害

などです。

また、収益も

  • アドセンスポリシー違反
  • アフィリエイト広告停止
  • Googleアップデート

などでせっかく積み上げてきたものが、いきなり0になる可能性があります。

そもそもブログで安定した収益を得ることは難しいですが、1つのサイトに固執することでよりリスクが高くなります。

実際ぼくも、2020年5月のアップデートで安定的に20万近く稼いでいたメインサイトが、たった1日で売上が1/3になるという経験をしました。

エルバス
2年もかけてようやく稼げるようになったサイトだったので絶望しました…

ぼくはここで1つのサイトに頼った運営スタイルがいかに危険かを理解しました。

リスクヘッジがビジネスの基本

ビジネスシーンにおいてのリスクヘッジの意味は、『危険を回避するために対策を講じる』ということです。

エルバス
ブログも立派なビジネスです。

前述したリスクを回避するには、何かしらの対策が必要になってきます。

つまり、それがブログを複数運営すべき理由です。

防ぎようはないがリスクを分散させることは出来る

もちろん注意することで回避できるリスクもありますが、不可避のリスクもあります。

たとえば、【Googleアップデート】【アフィリエイト広告停止】などです。

いくら自分が気を付けていても防ぎようがありません。

出来る対策はただ1つ、サイトを複数運営しリスクを分散させておくことです。

最近のトレンドは一点集中型だけど…

最近は自分の名前を冠にしたブログ運営が人気です。

代表的な方達はといえば、

などなど。

最近参入されたブロガーの方達は、彼らを目指してブログを始めた方も多いでしょう。

自分の名前をブログのタイトルにする。

つまりこれは、自分のブランド化です。

アプデ回避として、SEOに頼らずSNSによる集客に力をいれることが主流になった今、自分ブランディングは有効な手段です。

とはいえ、です。

『SEOが難しいからSNS集客』といっても、そう簡単なことではありません。

多くの方が勘違いしていますが、SNS集客は一朝一夕にできることではありません。

上記で挙げた方々は何年もかけて今の地位を築き、そのスキルと知見をもとにサイトを作り上げています。

スキルも知識もない初心者ブロガーがブログ論を語ったところで残念ながら誰も見向きもしません。

SNS集客は実績を作ってからがおすすめ

実績がない状態でいくらフォロワーを増やそうとしても、ユーザーに認めてもらうことはできません。

それよりもむしろ、サイトを複数作って多面的に不特定多数のユーザーにアプローチした方がチャンスは多いです。

またSEOは大変といっても、やはり上位検索されれば圧倒的な流入を見込めます。

上記の3名は当然、SEOの集客力もある方々です。

それがあるからこそファンが付きます。

最初からSNS集客のみに頼るのは間違いです。

エルバス
自分ブランディングをするのは、実績を積んでからにしましょう。

複数運営するメリット

ブログを複数運営することはリスクヘッジの他にもメリットがあります。

メリットは以下の4つです。

【メリット】

  • 収益源を分散できる
  • 成功体験を横展開できる
  • 専門性が高まる
  • ビジネスチャンスが広がる

それぞれご説明します。

収益源を分散できる

サイトを複数運営することで収益ポイントが増えます。

扱うジャンルが変わることで多面的にユーザーにアプローチできるようになります。

また、1つのサイトが飛んでも収益が0になるというリスクも回避できます。

成功体験を横展開できる

後で詳しく説明しますが、複数運営するといっても【0から新たに立ち上げる】ことはおすすめしません。

エルバス
0から立ち上げるととなるとサイトの評価をあげるまでに時間がかかる上に労力もかかりすぎるからです。

まずは1つのサイトを集中して書き、そこで生まれた成功の芽(評価された記事)を別サイトに移すことで時間をかけずに、またSEO評価も下げずに横転換することが可能です。

専門性が高まる

サイトを複数運営することで専門性を高めることも可能です。

1つのサイトを長く運営していると、どうしてもカテゴリーが増え、専門性が薄れてきます。

エルバス
増えたカテゴリーを別サイトに移すことで、分散された専門性が1つに集約され、専門性が高まります。

専門性はGoogleから評価を受けるために最も重要な要素の1つです。

詳しくはこちら↓

【ブログ】良質なコンテンツとは?|『E-A-T』の理解と実践がポイント

ビジネスチャンスが広がる

インターネットが普及したいま、どこに、そして何がビジネスチャンスになるかなど誰にも分かりません。

そんな時代で、1つのテーマに偏ったサイト運営は自らチャンスを潰しているようなものです。

また、1回のチャレンジで成功しようと思わず、いろいろ挑戦してみて、その中で芽が出そうなものを伸ばしていった方が成功の確率は高まります。

エルバス
実際ぼくもさまざまなテーマでブログを書き、その中から芽が出たテーマを独立させ運営することで収益を伸ばしています。

複数運営するデメリット

とはいえ、ブログを複数運営することにデメリットがあるのも事実なので合わせてご説明します。

デメリットは以下の通りです。

【デメリット】

  • 成長が遅い
  • 運営・メンテナンスが大変

それぞれご説明します。

成長が遅い

当然1つのサイトに割ける時間と労力が分散されるので、一点集中型の運営スタイルよりは成長が鈍化します。

エルバス
後述しますが、ブログをはじめたばかりの方はまずは1つのサイト運営に全リソースを投下することをおすすめします。

運営・メンテナンスが大変

これも上のデメリットとほぼ同じです。

当然サイトが増えるば増えるほどサイト管理も大変になります。

デメリットを解消し、メリットを活かす方法

前述したように、複数運営の主なデメリットは以下の2つです。

  • 成長が遅い
  • 運営・メンテナンスが大変

この2つのデメリットを解消することでメリットを最大限活かすことが可能になります。

解消法は以下の2つが有効です。

  • 0から作るのではなく、カテゴリーを分散させる
  • 外部委託する

それぞれご説明します。

0から作るのではなく、カテゴリーを分散させていく

さきほども少し触れましたが、サイトを複数運営する場合、いちいち0からサイトを立ち上げていたらいくら時間があっても足りません。

また立ち上げたサイトが当たるかどうかも分からないので、無駄な労力になるリスクもあります。

既存のサイトからカテゴリーを分散させることでスピーディーに、そして成果も出しやすくなります。

たとえばこのサイト(副業Lab.)も以前は違うサイトの1つのカテゴリーに過ぎませんでした。

エルバス
しかし、上位表示される記事もそれなりに増えてきたので、1つのサイトとして分断することを決めました。

もともと評価のある記事を移したので、初月から5桁を稼げるサイトとして生まれ変わり、現在も右肩上がりでアクセスを伸ばしています。

記事の移行の方法は以下の記事を参考にしてください。

【簡単】WordPressで記事を別ブログに移行する方法|画像付きで詳しく解説

ドリス
記事の引っ越しはとても簡単だよ♫

外部委託する

運営・管理が大変ならば人の手を借りるのもアリです。

目先の利益だけでなく、将来的に大きく稼ぎたいのであれば人に任せるという考えを持つことも大事です。

1人でできることには時間的にも労力的にも限界があるからです。

エルバス
ぼく自身、3つのサイト運営+YouTubeや企業案件などで手一杯になったので、1つのサイトを外部に委託しました。(管理とディレクションは自分でやっています)

もちろんそれなりの出費はありますが、いまは労働力が増えた分、支出を上回る収益が発生するまでになりました。

当たり前ですが、人が加わればその分作業量もアップし、ビジネスは加速します。

エルバス
いまはクラウドソーシングを使えば安価で人を雇うことができるので、信頼できるパートナーを見つけることも1つの手です。

副業ブロガーは増やしても3つくらいにしておこう

ぼく自身、ブログは本業の合間に行っている副業ブロガーです。

ぼくは残業もなく割と時間に余裕がある方ですが、それでも時間的・肉体的・精神的にも3つの運営で手一杯です。

エルバス
これ以上広げると放置してしまうサイトが増えてくるなと感じています。

副業ブロガーの方は増やしても2つか3つくらいにして自分が管理できる程度におさえておきましょう。

ブログビギナーはまずは1つのサイトに専念しよう

ここまで、ブログは複数運営すべきという話をしました。

ひとつ注意が必要なのは、ブログ複数運営をおすすめするのはブログ中級者以上の方です。

ある程度ブログを続け、記事もたまり、アクセスが伸び、一定の収益を得られるようになってからでないと意味がありません。

結果(成功体験)を残してからでないと横展開してもアクセスが伸びなければ、収益も発生せず中途半端なサイトを量産するだけです。

エルバス
ビギナーの方はまずは1つのサイトに専念して、結果を残しましょう。

まとめ|リスクを回避しつつ安定収入を手にいれよう

  • ブログは複数運営すべき?
  • 最近のトレンドは一点集中型だけど…
  • 複数運営のメリット・デメリット
  • 0から作るのではなく、カテゴリーを分散させていく
  • 副業ブロガーは増やしても3つくらいにしておこう
  • 初心者はまずは1つのサイトに専念しよう

についてまとめました。

もちろん、サイトが増えれば増えるほどブログにかける労力と時間も増加します。

この記事を読んで、時間がない人は複数運営するよりもすべてのリソースをひとつに絞った方が良いという方もいると思います。

とはいえぼくは、せっかく努力して積み上げたものが0になる方がよほど状況は深刻だと思います。

ならば、リスクは分散させ、何かイレギュラーが起きてもすぐに再起できる状態にしておく方がよほど健全です。

加えて、ブログ複数運営にはメリットが多いので、もし本気でブログで安定的に稼ぎたいのであれば複数サイトを管理するのが大変でも挑戦する価値は十分にあります。

ドリス
それじゃね♫

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