自己成長の為には、インプット、アウトプットが必要って事くらいは分かるけど、実際どちらが大事なんだろう。
ぼくは本が大好きだからインプットを大事にしているけど、自己成長に繋がっているかと聞かれると、自信を持って『YES』とは言えないな。
たくさん本を読んでいる割には、あまりその知識を活かせてないし。
アウトプットが足りないのかな?
成果を出す為のインプットとアウトプットのバランスが知りたいな。
記事の内容
✓インプットとアウトプットのバランスは3:7がベスト
✓黄金比率が成長を促す
✓フィードバックも大事
こんにちは。
本を読むだけ読んで全くアウトプットしてこなかったエルバス(@elbaz_side_job)です。
ぼくは、インプットとアウトプットの黄金比率を知ってから、その比率をサイクルし続け、副業で毎月15万近くの収益を発生出来るようになりました。
これを自己成長と言っていいのかは分かりませんが、この比率を守ってきたからこそ、この収益がある事は間違いありません。
Contents
インプットとアウトプットのバランスは3:7がベスト
・インプット・・・入力
・アウトプット・・・出力
もともと『インプット』と『アウトプット』はコンピューターに情報を入力・出力する意味で使われていました。
ビジネスシーンにおいては、
インプット→脳に知識や情報を受信する事。
【読む・見る・聞く】など
アウトプット→外へ情報を発信する事。
【話す・書く】など
という意味で使われています。
これだけ見れば、本や資料などで得た知識を取り入れる(インプット)事こそが、自己成長に繋がると思えますが、実は違います。
得た知識を発信(アウトプット)しなければ知識として残らず、ただ『本や資料をたくさん読んだ!』というただの自己満足で終わります。
なぜなら、インプットだけでは記憶に残らないからです。
得た情報が現実世界で使えなければ成長しているとは言えません。
実践的に使えるようにするには、インプットしたものをアウトプットしなければ意味がないのです。
インプットだけでは自己成長に繋がらない
脳に入力された情報は、『海馬』というところに仮保存されます。その期間は、2〜4週間です。海馬の仮保存期間中に、その情報が何度も使われると、脳はその情報を『重要な情報』と判断し、『側頭葉』の長期記憶に移動します。
引用:学びを結果に変える アウトプット大全 樺沢紫苑(サンクチュアリ出版)
記憶として残らなければ、『ただ本を読んだだけ』という趣味の領域から出ません。
自己成長の為に毎月本を何十冊も読んでいる人がいたとしても、その本から学んだ知識や情報を覚えていなければ意味がないのです。
引用に書いてあるように、インプットされたデータは長くても1ヶ月近くしか残りません。
インプットしたものを自分の成長に繋げたいと思っていても、”使わなければ”(アウトプットしなければ)せっかく得た知識や情報は消えていくだけです。
インプットしたものをどんどんアウトプットして、脳に『重要な情報』として認識させ、長期記憶に移動させましょう。
そしてその最適なバランスこそが【3:7】なのです。
黄金比率が成長を促す
一見5:5くらいがちょうど良いのでは?と思いますが、アメリカの大学で行われた実験で、インプットとアウトプットの比率は3:7が優れているという事が発表されました。
コロンビア大学の心理学者アーサー・ゲイツ博士が興味深い実験をしています。
小3から小2までの100人以上の子供たちに、『紳士録』(人名鑑)に書かれた人物プロフィールを覚えて暗唱するように指示しました。
<中略>
最も高い結果を出したのは、約40%を『覚える時間』に費やしたグループでした。年長の生徒になると『覚える時間』が少なくて済むようになり、『覚える時間』に約30%の時間を費やしたグループが高得点をとりました。
引用:学びを結果に変える アウトプット大全 樺沢紫苑(サンクチュアリ出版)
ここから分かる事は、『覚える時間(インプット)』に時間を費やした子供よりも、『覚えた事を暗唱する時間(アウトプット)』に時間を使った子供の方が優れた成績を残したという事です。
インプットの能力差により30%〜40%と多少の誤差はあります。
しかし、インプットを正しくすれば、インプットとアウトプットのバランスは3:7がベストだという事が分かります。
インプットの時間が少ないと感じるかもしれませんが、実際は、インプットの2倍近く、アウトプットに費やした方が効果的なのです。
アウトプット量が多いほど自己成長に繋がる
好きな本や映画の事は鮮明に覚えているけれど、先月読んだ本、観た映画の内容は全然思い出せないなんて事ありませんか?
その違いは、やはり”アウトプットしたかどうか”です。
好きな事や気に入っている物の事は、誰かに話したり、SNSで発信したりしたくなりますよね。
それも立派なアウトプットです。
自分の中に蓄積された情報を、どんどんアウトプットする事で情報が記憶として残り、自己成長に繋がります。
それは学習でも同じで、いくら英単語を必死に暗記したとしても、問題を解く、単語を使って喋ってみるというアウトプットをしないと記憶として残らず実践で役立つことがありません。
ぼくは以前、アメリカの学校にいた事がありました。
当時、ぼくはまるで英語が喋れなかったのですが、文法は得意でした。
しかし、ぼくよりもテストの成績が低い人たちの方が英会話に関しては堪能でした。(喋っている文法はメチャクチャでしたが…)
ぼくの方が確実に文法が出来るのになぜ!?と思っていましたが、この黄金比率を知って理解しました。
つまり、日本式の暗記英語(インプット)で育ったぼくと、文法なんて大して知らなくても実際に喋る(アウトプットしてきた)ことをしてきた事の差なのです。
せっかく覚えた英単語も文法も使わなければ、何も意味がありません。
アウトプットは運動と同じ
『書く』『話す』といった運動神経を使った記憶は、『運動性記憶』と呼ばれます。運動性記憶の特徴は、一度覚えるとほとんど忘れることはないということです。
<中略>
筋肉や腱を動かすと、その運動は小脳を経て、海馬を経由し、大脳連合野に蓄積されます。小脳を経由するので、経路が複雑になり、多くの神経細胞が働くことで記憶に残りやすくなる。だから、一度覚えたら忘れにくいという特徴があるのです。
出典:学びを結果に変える アウトプット大全 樺沢紫苑(サンクチュアリ出版)
先日、18年ぶりに原付(50ccバイク)に乗る機会がありました。
乗れるかどうか心配でしたが、乗ってみればなんて事はなく、問題なく操作する事が出来ました。
こんな体験ありませんか?
手や足など体を動かして身に付けた事は、定着します。
つまり、何か暗記する際は、目で見て覚えるよりも、体を動かしながら覚えた方が忘れにくくなるという事です。
例えば、英単語を覚えるにも、口に出して読み上げながら、手を動かして書いて覚えた方が良いという事です。
自己成長にはフィードバッグも大事
せっかくインプット、アウトプットして定着した知識が間違っていたら意味がありません。
アウトプットしたものが正しいのか、矛盾はないか確認と改善、修正をする必要があります。
これが抜けていては成長には繋がりません。
アウトプットしたものもチェックするのに効果的なのが”フィードバック”をもらう事です。
第三者から、良かったこと、ダメだったこと、修正すべき事についてフィードバックしてもらい、次回に役立てます。
自己成長に必要なサイクル
インプット
⇩
アウトプット
⇩
フィードバック
までが必要なサイクルです。
ブログは最高のアウトプット・フィードバックツール
これからインプット作業に入ります。ここで注意すべきは、情報を入れるだけではダメって事。インプットとアウトプットの黄金比率は3:7。インプットだけでは意味がありません。3で得た知識を7でしっかりアウトプットして初めて自己成長に繋がります。そういう意味ではアウトのブログ。最強ですね😎
— エルバス@サラリーマン副業家 (@elbaz88518231) October 30, 2019
インプットした情報をアウトプットするツールとして、ブログは優れたツールだと思います。
ぼくは、読んだ本、体験した事などはすべてブログでアウトプットするようにしています。
そうして自分の知識として定着させています。
そして記事としてアウトプットすると読まれる記事・読まれない記事がハッキリと分かれます。
この記事はなぜ読まれ、この記事はなぜ読まれないのかという疑問が生まれます。
また、コメントをいただき、的確に意見をいただく事もあります。
そうして、コメントで言われた事、読まれた記事、読まれない記事を分析し、改善に繋げます。
そうする事で、全く読まれなかった記事が読まれる記事に生まれ変わることもあります。
この時が1番成長している事を実感します。
以前まで、ぼくにとってブログは、ただ単に収益化を目的としたツールでした。
しかし今は、自己成長に繋がる素晴らしいツールとして手放せない存在になっています。
アウトプットからフィードバックまで出来るブログおすすめです。
まとめ
✓インプットとアウトプットのバランスは3:7がベスト
✓黄金比率が成長を促す
✓フィードバックも大事
についてまとめました。
インプットだけでは自己成長に繋がらない事がお分かりいただけたかと思います。
学んだ知識や情報をどんどんアウトプットしてようやく、身になります。
これからはぜひ、インプット3・アウトプット7の黄金比率を意識し実践してみてください。
そうする事で、今までよりも更に成長が出来るはずです。
[…] インプットとアウトプットのバランスについて書かれた記事はこちら […]
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