【記事の内容】
- 事務職は本当になくなるのか?
- 事務職が生き残るためにすべきこと
- 『本業×副業』で生き抜く
こんにちは。
エルバス(@elbaz_side_job)です。
この記事を書いているぼくは、『本業(事務)×副業』で生計を立てています。
本業の収入のほかに副業収入が月に20万円程度あるので、最悪本業を失っても『人生詰む』ということはありません。
そんなぼくが、今後『事務職(の人)』が生き残るためにすべきことをご説明します。
Contents
事務職は本当になくなるのか?
結論から言えば、事務職がいずれなくなるのは確実です。
野村総合研究所が発表した資料の中に、『人工知能やロボットに代用可能な仕事』についてまとめられたものがあります。
そのリストに載っている仕事を一部抜粋してみました。
- 一般事務
- 医療事務員
- 受付係
- 学校事務員
- 貸付係事務員
- 教育·研修事務員
- 行政事務員(国)
- 行政事務員(県など)
- 経理事務員
- 出荷·発送係員
- 人事係事務員
- 生産現場事務員
- 通信販売受付事務
- データ入力係
- 物品購買事務員
- 貿易事務員
- 保険事務員
- 郵便事務員
引用元:野村総合研究所「日本の労働人口の 49%が人工知能やロボット等で代替可能に ~ 601 種の職業ごとに、コンピューター技術による代替確率を試算 ~」
なんと100職種中、20職種弱を事務に関する仕事が占めています。
事務員の仕事はルーティン化されており、フォーマットも決まっているので、極論を言えば誰にでもできる仕事です。
事務職従事者は危機感を持つべき
とはいえ、ここ数年ですぐに事務職がなくなるということはないはずです。
日経BizGateの『AIが本当に仕事を奪うのは何年先か』の記事によると、2040年〜50年頃との予測。
加えて、自動化を進めるにはそれなりの費用がかかるので、すべての企業がすぐに導入できるとも考えられません。
まずは大手から導入を始め、中小企業にまでAI化が進むのは当分先だと予測されます。
事務職はとても弱い立場であることを理解すべきです。
脅威はAIだけではない
もし、経営者が人件費を抑えたいと考えた場合、真っ先に目を付けられるのが『事務職』です。
誰にでもできる仕事なので、派遣やパートを雇った方が安上がりです。
正確性を求めるのであればAIの方が遥かに正確であり、安さを求めるならば、派遣やパートを雇った方がコストを抑えられ、経営者としてはメリットがあります。
つまり、事務職の代わりなんていくらでもいるわけです。
事務職が生き残るためにすべきこと
ここまで事務職は今後厳しくなるという話をしました。
ここからは『事務職が今後生き残るためにすべきこと』についてご説明します。
事務職の強みは『時間』があること
事務職は替えが効く弱い存在ではありますが、素晴らしい職業でもあります。
なぜなら、どんな仕事と比べても圧倒的に『時間』があるからです。
事務職を目指した多くの人が『ワークライフバランス』を実現させたいと考えていると思います。
そして実際に実現できている人が多いのではないでしょうか。
『時間』こそ何より価値があるものです。
時間があれば、自分で稼ぐことも、スキルを磨くことも可能です。
時間を多く確保出来る事務職は、控えめに言って『最強』だと思っています。
会社の看板を下ろして何が出来る?
もし、『○○会社の事務員の○○』の『○○会社』の部分がなくなった場合、何が出来ますか?
他社で通用するスキルはありますか?
『簿記の資格や長年の事務の経験がある』では残念ながら通用しません。
先ほどからお伝えしているように、簿記の資格を持っている人はいくらでもいるし、経験も同じです。
必要なのは、他人と差別化ができる【スキル】や【能力】】です。
スキルはオンリーワンの価値を上げ、他人と差別化ができます。
それはつまり市場価値を上げ、会社の肩書きなどなくても強く生きていける力にもなります。
キャリアアップよりもスキルアップ
『時間』をいかに有効活用できるかが、生き残るためのカギです。
将来性のない事務職でキャリアアップを目指すよりも、自身のスキルアップに時間を費やすべきだと考えています。
加えて、将来のリスクに備えるために収入源を複数持っておくことをおすすめします。
つまり、『本業×副業』が事務職が生き残るための手段です。
『本業×副業』で生き抜く
時間のある事務職にとって、副業は最高のパートナーになります。
副業をはじめ、『自分で稼ぐ力』を身に付ければ、スキルアップにも繋がります。
スキルが身に付く副業を選ぼう
たとえば、
- コンビニのバイト
- データ入力
- アンケート調査
など、単に時間を切り売りする仕事は事務職の仕事と何も変わりません。
つまり、いくらやってもスキルは身に付きません。
やるならば、
- ブログ
- アフィリエイト
- プログラミング
- Webライティング
- イラスト
- YouTube
- Webデザインナー
- パーソナルトレーナー(ヨガやピラティスなど)
- オンライン教室(英会話・料理・メイクなど)
などがおすすめです。
しかし、だからこそ他人とは違うスキルが身に付きます。
試行錯誤しつつ努力を続けた先に成功があります。
多くの人が目先の収益につられて、簡単に稼げる時間を切り売りする仕事を選びがちですが(小遣い稼ぎならOK)、将来を考えるならば、必ず自己成長に繋がる副業を選びましょう。
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何かを発信する副業がおすすめ
上でご紹介したおすすめの副業には、共通点があります。
それは、何かを『発信する』ということです。
例えばブログの場合、以下の様な感じ。
よし、およそ4,000字の記事一本執筆完了です😌
新しいネタについて書く時は、調べつつ(インプット)、書きつつ(アウトプット)、発信(フィードバック)を高速で回せる。ブログは自己成長に繋がる最高のツールだと思います。ブログを始めるメリットは、収益だけではないです😊#ブログ書け#ブログ初心者
— エルバス@サラリーマン副業家 (@elbaz_side_job) April 11, 2020
発信する仕事は、
インプット→アウトプット→フィードバッグ
この流れこそが自己成長を促す方法なのです。
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まとめ|スキルを身に付けた人だけが生き残る
- 事務職は本当になくなるのか?
- 事務職が生き残るためにすべきこと
- 『本業×副業』で生き抜く
についてまとめました。
コロナショックで、早期退職の流れは更に加速しそう。今本当に自分で稼ぐ力を身に付けておかなければ、今後の人生いつどうなるか分からない。
テレビ観ながらこの危機を他人事のように考えていたらヤバイ。自分事として考えなくては、明日は我が身かも😓
#副業#ブログ書け#コロナショック— エルバス@サラリーマン副業家 (@elbaz_side_job) April 9, 2020
今回は事務職にフォーカスしてお話ししましたが、これから厳しくなるのは何も事務職だけではありません。
会社に依存した働き方をしている限り、どんな仕事でもリスクはあります。
かつて年功序列や固定給、終身雇用に守られた会社員は確かに安泰でした。
しかしもう、そんな時代は終わりました。
会社や組織はもう個人を守ってはくれません。
これからは、1人1人がオンリーワンのスキルを身に付け、どんな状況下でも生き抜く力が必要です。
危機感を持たずに何もしないでいる限り、明るい未来は訪れません。
最後にもう一度事務職について言います。
事務職の未来は暗いです。
しかし、今から行動を始めれば明るい未来を手に入れられるのも時間のある事務職です。
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今後AI化が進むと『事務職』がなくなるって聞くけど、本当なのかな?
もし本当ならいったいどうすればいいのだろう。
今後生き残る術を知りたいな。