本記事は、ライターステーションの課題に合格するための方法やテクニックを詳しく解説します。
実は、課題合格のためのポイントはライターステーションの公式サイトに書かれています。
→「ライターステーションのテスト課題文、チェック担当はココを見ている!」
ただ、公式サイトの記事を読んでも「具体的にどうやって書けば良いの?」と思う方もいるかと思います。
そこで今回は、公式サイトの記事をより掘り下げて細かくご説明します。
【記事の内容】
- 課題ってどんなもの?
- 課題に合格するための方法
- その他耳より情報
【記事のライター】
- ネットビジネスを複数手がけるパラレルワーカー
- ネットでの副業収入6桁超え
- webライター歴4年
- ブログ歴3年
Contents
ライターステーションの課題ってどんなもの?
ライターステーションの課題に合格するための方法を知る前に、まずは課題がどんなものなのかを把握しておきましょう。
ライターステーションの課題の特徴は以下の通りです。
- 応募時に課題を提出する
- ライターの募集は不定期
- 実績があれば課題は免除される
- 課題のテーマは5つの中からランダム
- 文字数は2,000字以内でまとめる
それぞれ解説します。
応募時に課題を提出する
ライターステーションの課題は、「応募時」に提出します。
SNSやネットの記事を見ていると、「登録の際に課題を提出するなんて知らなかった!」と慌てている方をよく見かけます。
そのため、応募は課題の準備をしてから臨みましょう。
応募から課題提出までの流れ
ライターステーションに応募すると、登録したメールアドレス宛に「応募手続きの案内」が送られてきます。
その中に記載してあるURLをクリックすると登録画面に飛び、基本情報の入力と共に課題の提出が求められます。
このURLは24時間経つと無効になるので、実質24時間以内に課題を提出する必要があります。
ライターの募集は不定期
ライターステーションは常時ライターを募集している訳ではありません。
不定期開催、かつ募集はすぐに打ち切られるので、事前に募集時期を把握しておく事も大事です。
✍️『ライターステーション 登録ライター5次募集 終了のお知らせ』
ライターステーションの第5次募集は終了いたしました。ご応募いただいた皆様ありがとうございます。次回予定は【5月中旬】ですが、時期は変更となる場合がございます🙇https://t.co/0zGvVDoyth#ライターステーション
— ライターステーション (@writer_station) March 8, 2021
実績があれば課題は免除される
これまでの実績(記事)を提出する事で課題提出を免除してもらえる場合があります。
Webライターとしての実績がある方は、これまでの実績をポートフォリオにまとめておきましょう。
課題文は5つの中からランダム
登録時に下記の中から自分の得意分野を尋ねられます。
- 美容
- 健康・医療
- 不動産・住宅
- マネー
- PC・ソフトウェア
ライターステーションのテストは得意分野以外のテーマを書いてもらうことで、課題の理解と調査力を見ています。 そのためちょっとしたコツが必要ですし、ライティング力以外にもSEOコンテンツとして優秀なのか?というものも判断材料になります。
つまり、選択した得意分野以外のテーマで課題提出を求められます。
得意分野をクリックすると、下記のいずれかのテーマでの課題文作成の指示が入ります。
- USBメモリの復旧について
- あなたのオススメする金融商品について
- 基礎化粧品の比較について
- ダイエットについて
- 住宅ローンについて
ただ、得意分野と課題テーマの関係は決まっているそうです。
そのため、関係性を紐解き、自分の得意分野を引き当てる事も可能です。
文字は2,000字以内でまとめる
課題文の文字数は、500字以上2,000字以内でまとめます。
しかし、普通に考えて上記のテーマで記事を書くとなると2,000字でも少ない方です。
そのため、1,000字前後ではスカスカな内容になります。
ライターステーションの課題に合格するための方法
ここまでライターステーションの課題についてお話しました。
まず、冒頭でお伝えしたように、課題合格のためのポイントは公式サイトに書かれています。
まずは公式サイトをチェックしましょう。
「ライターステーションのテスト課題文、チェック担当はココを見ている!」
公式サイトの内容をまとめると、以下の3つのポイントを押さえることが大事ということが分かります。
- 「Web」だからこその構成
- メリハリを付けたり、テンポを変える
- ユーザーの信頼を得る為に下調べをしよう
それぞれ解説します。
「Web」だからこその構成
みなさんがWebで文章を読む時、頭から最後まで、きっちり読みますか? パソコンで見ている時、スマートフォンで見ている時、どんな読み方をしていますか?
また、どんな構成が読みやすかったですか? 話題の順序や、見出しの付け方を見直してみましょう。
上記の内容を簡単にまとめると、「Web文章に適した書き方をしよう」ということです。
ここでは詳しく説明しませんが、Web文章を読むユーザーは基本的に「流し読み」です。
そのため、ユーザーの目に止まる書き方をしないと一瞬で離脱(記事を読むのをやめること)されてしまうのです。
Web文章に適した構成
ユーザーの目に止まる書き方をするには「型」に落とし込んでしまうのが1番です。
Web文章の基本的な型は以下の通りです。
- トップコピー:総論
- ボディーコピー:具体例
- ボトムコピー:結論
この①〜③の構成がWeb文章に最も適した型です。
冒頭で全体像を伝え、そこから徐々に具体的、かつ詳細な情報を伝えていくことでまとまりある文章になります。
また、最初に総論を示すことにより、ユーザーに記事の全体像を伝えることが可能になります。
ユーザーは冒頭部分で「この記事を読むべきかどうか」の判断ができるので「気になる」と思ってもらえればそのまま読み進めてもらえます。
トップコピー(タイトル・リード文)
トップコピーの1番の役割は記事の全体像を端的に伝えることです。
前述したように、Web文章を最初から最後までじっくりと読んでくれるユーザーはいません。
そのため最初に「ユーザーが求める内容である」ということを示すことが大事です。
上手なリード文の書き方
以下の3つのポイントを盛り込むことで、ユーザー惹きつけるリード文になります。
- ユーザーの疑問への回答
- 読むメリット
- 具体的根拠
たとえば、「Web文章に適した書き方」というテーマでトップコピーを書く場合は以下のようになります。
まずは、ユーザーの疑問を明らかにし、簡潔に回答を用意します。
回答を用意することで、ユーザーに自分が探していた記事だと知ってもらえます。
そして次に、読むメリットを提示します。
メリットを提示することで、読む価値があることが伝わります。
最後は具体的根拠を示します。
具体的根拠を示すことで記事の信用性が増し、さらに「読んでみよう」という動機付けになります。
この3つのポイントを押さえることで本文へ読み進めてもらえる確率がグッと上がります。
ボディーコピー(本文)
ボディーコピーはトップコピーで伝えた全体像(結論)を、より具体的に、そして明確な根拠を添えて書いていきます。
PREP法を身に付けよう
ボディーコピーを組み立てる上で役に立つ文章術が、「PREP(プレップ)法」です。
PREP法とは、
- Point:結論
- Reason:理由
- Example:具体例、事例
- Point:最終結論
の4つの頭文字を取った造語です。
最も大事なこと、つまり結論を最初に提示し、最後にもう一度強調するのが、PREP法の特徴です。
このPREP法はコピーライティングに最も適した書き方であり、シンプルかつロジカルに文章を書くことが出来るので多くのWebライター・ブロガーが使用しているテクニックです。
ボディーコピーでは、リード文で述べた「Point(結論)」に対する「Reason(理由)」と「Example(具体例、事例)」を示しましょう。
分かりやすく例を挙げてみます。
「Webライター 始め方」がキーワードの場合をみてみましょう。
総論:Webライターで稼ぐには実績を積むことが1番です。
理由:実績がある事でクライアントから仕事をもらいやすくなるからです。
具体例:実際にクライアントは過去の実績(ポートフォリオ)を見て、Webライターの良し悪しを判断します。
結論:そのため、仕事を多くこなさないことには、実績を作れず仕事を獲得できないのです。
ボトムコピー(結論)
ボトムコピーでは記事の結論を再度伝えます。
また、合わせて重要なのがユーザーに次の行動を促す一文を添えることです。
たとえば、
- 目的:商品やサービスの購入→リンクを踏んでもらう
- 目的:メルマガなどの登録→フォローしてもらう
など目的に対応した行動を起こしてもらえるように記事の結論を述べつつ、上手く記事の目的に誘導しましょう。
書く前にアウトラインを作成しよう!
「よーいドン!」で書き始めると、話題があちこちに飛び非論理的な文章になりがちです。
ライティングに慣れるまでは、
- トップコピー(タイトル・リード文)
- ボディーコピー(本文)
- ボトムコピー(結論)
のアウトラインを作成することをおすすめします。
アウトラインを決めておくことで首尾一貫した記事を書くことができます。
メリハリを付けたり、テンポを変える
Webではフォントを大きくしたり、色を変えたりできますが、 ライターステーションのテストライティングでは、テキストのみでそれを表現しなければなりません。
ユーザーに最初から最後まで、きちんと読んでもらうためには、 流れよく、飽きさせない工夫が必要です。
句読点の使い方や、改行、語尾の使い方など、意識して読み直してみましょう。 見出しを入れる、箇条書きを使うのも、読みやすさUPに効果大です。
要は、「読みやすさを意識しよう」ということです。
この内容に対しての答えは以下の通りです。
- 文の長さを意識する
- 文体を統一する
- 語尾を変える
- 専門用語は使わない
- 二重否定・受け身・推測は避ける
以上の事を意識して記事を書くとグッと読みやすい文章になります。
それぞれ解説します。
文の長さを意識する
Web媒体は紙媒体と違い、活字で埋め尽くされた文章は嫌われます。
Webライティングにおいて、一文の適切な長さはおよそ40字~60字です。
60字を超えると極端に読みづらくなります。
文体を統一する
文体は基本的に、
- 常体:「だ・である」
- 敬体:「です・ます」
のどちらかに統一します。
また、「表記ゆれ」に気をつけることも大事です。
※表記ゆれとは、同じ意味を表す言葉を違う単語で表記すること。例)読者、ユーザーなど
語尾を変える
同じ語尾が続くと、リズム感のない読みにくい文章になります。
たとえば、
Web文章はリズム感が大事です。
リズム感のない文章は読みにくいからです。
そのため、語尾を変える事が重要なのです。
「です。」が続いているので、以下のように書き換えます。
Web文章はリズム感が大事。
リズム感のない文章は読みにくいからです。
そのため、語尾を変えていきましょう。
のように変化をつける事で読みやすくなります。
専門用語・難しい表現は使わない
ネット上の記事は誰が読むかは分かりません。
そのため、誰が読んでも理解できる文章を書くことも大事です。
- 難しい漢字はひらがなに
- 専門用語は避ける
など誰が読んでも分かりやすい表現を心がけましょう。
二重否定・受け身・推測は避ける
Web文章においてはシンプルな表現が好まれます。
二重否定
二重否定は強い肯定を表現するのに適した書き方ですが、Web文章では少し分かりにくい文章になります。
- 小学生でも理解できないわけではない。
→小学生でも理解できる
伝わりやすい文章にするならばシンプルでスッキリした表現を心がけましょう。
受け身
- Webライターはクライアントに評価される
→クライアントがWebライターを評価する
ストレートで分かりやすい文章を心がけるのであれば、能動態を使った方が無難です。
推測
推測表現の多い文章ではユーザーの信用を得られません。
たとえば、
- この記事を読めばあなたの悩みが解消できるかもしれない。
→この記事を読めばあなたの悩みが解決できます。
など、はっきりと伝える事でユーザー安心して読み進める事ができます。
ユーザーの信頼を得る為に下調べをしよう
Webライティングには、必ず目的があります。 目的を叶えるために、ユーザーを集めて、そのサイト毎の目標であるアクションを起こさせます。 インターネット上で辿り着いてくれたユーザーに、アクションを起こしてもらうためには、 あなたの文章で信頼を得なければなりません。
Webライターの仕事は、「書く」ことがメインに思われがちですが、実は書く前の資料を集めや情報収拾の方が重要です。
正しい情報をもとに書かれた文章は説得力があり信頼性が増します。
信頼される文章は下記のいずれかです。
それは、
- 実体験をもとにした文章
- 正しく引用が使われている文章
です。
実体験をもとにした文章
実体験をもとにした文章は何より説得力があります。
自分自身の体験を文章に落とし込むことでリアリティが生まれるからです。
リアリティがある文章はユーザーから共感され、また信頼を得る事ができます。
正しく引用が使われている文章
とはいえ、毎回自分の経験をもとにしたテーマで記事が書ける訳ではありません。
つまり「引用」することです。
権威ある人や文献などの言葉を借りることで、文書に説得力を持たせる事ができます。
ただし、間違った引用をするとかえって信頼を失うことになるので、以下のポイントは押さえてください。
- 引用元を明記する
- 権威性のある人・文献から引用する
- 数値は細かく載せる
- 本から引用する
その他耳より情報
ライターステーションの課題に合格するための方法は以上です。
合格率はどの程度?
#ライターステーション の課題合格率は平均3割前後。11月は6割、12月は4割弱でした。合格のヒケツは課題を読み解き、そのキーワードで上位表示できるか?を考えながら #ライティング すること。また不合格でも簡単に再チャレンジできます。ぜひご応募ください。#ライター募集https://t.co/zRnYdOiLQU
— ライターステーション (@writer_station) January 15, 2019
募集回によって合格率は変動するようですが、平均で3割前後ということです。
とはいえ落ちてもOK
たとえ落ちてしまっても、ライターステーションは再チャレンジが認められています。
合否の連絡はどれくらいでくる?
合格の連絡は、だいたい10日前後かかるようです。
まとめ|ぶっつけ本番はNG!まずは経験を積もう。
- 課題ってどんなもの?
- 課題に合格するための方法
- その他耳より情報
についてまとめました。
合格率は3割程度と低いですが、今回ご紹介した方法を実践していただければ必ず通過できるはずです。
その場合、
などのクラウドソーシングサービスを利用すれば、試験はなく、また未経験でもできる仕事が見つかります。