【記事の内容】
- メタディスクリプションとは
- 検索順位に対するCTRは適正?
- 効果的な書き方
- 最適な文字数
- 設定する方法
こんにちは。
エルバス(@elbaz_side_job)です。
この記事を書いているぼくは、ブログ歴2年半ほど。
収益は6桁を達成しました。
ぼくのサイトは自然検索からのトラフィックが9割を占めています。
平均CTR(クリック率)は検索順位に対して平均値以上をマークしているので、まずまずの結果を残せていると思います。
※検索順位に対しての平均CTRは後ほどご紹介します。
CTRを上げる方法として、記事のタイトルについては意識している方が多いと思いますが、もうひとつ重要なのが、『メタディスクリプション(meta description)』の存在です。
キーワードを設定し、検索順位もそこそこなのにも関わらず、もし読まれないのであれば、メタディスクリプションに問題があるかもしれません。
今日はCTRを改善する方法として、ディスクリプションの重要性や適切な使い方についてご説明します。
Contents
メタディスクリプション(meta description)とは
ディスクリプションとは、記述・描写・説明・表現を意味する言葉です。
【PCでの表示】
赤枠の部分がメタディスクリプションです。
この部分は『スニペット』とも呼ばれています。
SEOに直接的な影響はない
メタディスクリプションは直接SEOに関係はありません。(※1)
しかし、ユーザビリティを考えると非常に重要な役割があります。
メタディスクリプションは、タイトルだけでは分からない記事の内容を補足することができるのです。
ユーザーが自分が求める記事かどうかを判断する基準になります。
前述したように、直接SEOに関与はしないものの、ユーザビリティを改善することにより結果的には(間接的に)SEOに大きな影響を及ぼします。
メタディスクリプションを設定しなかった場合
意外とメタディスクリプションを設定してない方が多い。
せっかく検索結果画面に上位表示されても、クリックされなかったら意味ないですよ😣
記事書いて満足せず、少し面倒でもしっかり設定しましょう♫
それだけでクリック率は上がりますよ😊#メタディスクリプション #ブログ初心者#ブログ書け
— エルバス@サラリーマン副業家 (@elbaz_side_job) January 27, 2020
ブログを始めたばかりの方から、CTRが上がらないという声をよく聞きます。
その場合、そもそもメタディスクリプションを設定していない場合が多かったりします。
必ず自分で設定しよう
とはいえ、今まで書かなかった記事は一体どうなってるの?と不安に思う方もいらっしゃるかもしれません。
今から書けばOKです。
一応、検索キーワードに合わせた内容で設定してくれます。
ですが、あくまで切り抜きなので、タイトルとメタディスクリプションが噛み合わない場合が多いです。
そのため、記事の内容を一番理解している自分が設定するのが良いです。
これがCTRを上げる大切なポイントです。
検索順位に対するCTRは適正?
ここまでメタディスクリプションについてご説明しました。
では次に、自分の記事が掲載順位に対して適正なCTRなのかを確認してみましょう。
以下の図は、“Internet Marketing Ninjas”が2017年に公表したデータ(検索順位に対するクリック率)です。
これによると、
参考:Announcing: 2017 Google Search Click Through Rate Study
検索1位 | 検索2位 | 検索3位 | 検索4位 | 検索5位 |
21.12% | 10.65% | 7.57% | 4.66% | 3.42% |
となっています。
※あくまで参考までに。
この数値とサーチコンソールを使って自分の順位に対するCTRが適正かどうか比較してみてください。
※キーワードはごめんなさい٩( ᐛ )و
検索順位に対してCTRはまずまずですね。
このように平均値を超えていればまず問題はないでしょう。
自然検索からのトラフィックを伸ばすには、
- 検索順位
- キーワード
- タイトル
- メタディスクリプション
の4つが重要になります。
CTRに問題がある場合は、まず①・②を確認し、次に③タイトルの見直し。
そして、それでもなおCTRが低い場合は、メタディスクリプションに問題があるということです。
ユーザーが検索結果画面を見て『求めている内容ではない。』と判断している可能性が高いです。
CTRを上げる『タイトルの付け方』に関しては、以下の記事をご覧ください。
メタディスクリプションの効果的な書き方
メタディスクリプションの効果的な書き方のポイントは以下の5つです。
- キーワードを含める
- 伝えたいことは最初に書く
- 答えを示す
- 分かりやすい表現・用語を使う
- タイトルの補足をする
キーワードを含める
SEOを意識したブログであれば、必ずタイトルにキーワードを含めていると思います。
です。
メタディスクリプションにもキーワードを含めることで、ユーザーが求める内容がここにあるということが分かり、ユーザビリティが向上します。
例えば、以下の記事の検索キーワードは『ギグワークとは?』です。
前述したように、メタディスクリプションにキーワードを入れてもSEO的に効果があるということはありません。
ただ、ユーザーが目当ての記事を発見しやすくする手助けになります。
伝えたいことは最初に書く
検索ユーザーは、タイトルの冒頭だけ見て読むに値するかどうか判断します。
例えば、この記事のタイトルの場合、
ですが、読むのは、
赤字の部分くらいです。
タイトルでさえその程度なのに、メタディスクリプションまで細かくチェックする人はそういません。
パッと見でも必要な情報が届くように、伝えたいことは最初に書き、少しでも目に入るようにしましょう。
答えを示す
検索ユーザーが求めている“答え”を簡単に示しましょう。
先ほどもお伝えしたように、
です。
つまり、検索キーワードに対しての答えを簡潔に書くことで、より注目を集めることができます。
たとえば、下記の記事のユーザーの質問は、『ブログ 300記事 収益』です。
それに対しての答えが、『5桁は稼げる…6桁、7桁も』という部分。
この記事を読めば、『ぼくが、わたしが、求めている答えがわかるはずだ!』という心理を働かせるのがクリック率を上げるコツです。
分かりやすい表現・用語を使う
専門用語、難しい表現は避けた方が無難です。
ペルソナ(想定読者)が、博士や専門知識を持った人ならば話は別ですが、専門用語や難しい表現は多くの場合敬遠されます。
『あ、この記事ちょっと難しそうだからやめとこう。』
というように。
どんなユーザーが見ても理解できる用語・表現にすることで、記事への入り口を広げることができます。
タイトルの補足をする
タイトルでは伝えきれなかった、記事の内容を補足しましょう。
また、キーワードを意識して付けたタイトルは、日本語として少々おかしな場合があります。
タイトルをアイキャッチにして、
『お!なんか面白そうだ』
↓
(メタディスクリプションを読んで)
↓
『ふむふむ、こんなことが書いてあるのか』
↓
『じゃあ読んでみるか』
と繋げるのが理想です。
メタディスクリプションの最適な文字数
メタディスクリプションの最適な文字数は、以下の通り。
- スマホ:90字程度
- PC:120字程度
検索結果画面で表示される文字数の上限は、スマホ・PCで異なり、おおよそ上記の文字数となっています。
それを上回ると『…』と見切れてしまいます。
今は、PCからのトラフィックよりもスマホからのトラフィックの方が断然多いので、スマホに合わせて90字程度で端的に書くのがおすすめです。
スマホの文字数程度でシンプル且つ簡潔にまとめるのが理想的です。
メタディスクリプションの設定方法
JINなど一部のテーマには、ディスクリプションがデフォルトで搭載されています。
その場合は、投稿画面の下にメタディスクリプションの欄が設置されている場合はほとんどです。
※画像はJINです。
しかし、このブログのテーマ(STORK)には残念ながらディスクリプションは搭載されていません。
そんな場合は、プラグインの『All in One SEO Pack』が便利です。
インストール後、有効化することで、下記のように投稿ページ内でメタディスクリプションを設定できるようになります。
まとめ|メタディスクリプションはユーザビリティを上げる
- メタディスクリプションとは
- 検索順位に対するCTRは適正?
- 効果的な書き方
- 最適な文字数
- 設定する方法
についてまとめました。
メタディスクリプションはSEOを向上させるものではなく、ユーザーの利便性を上げるためのものです。
とはいえ、ユーザビリティを上げることで、結果的にSEOも改善されるので、非常に重要な要素です。
この記事の次はこちらの記事がおすすめ!
検索結果画面に上位表示される記事がいくつか出てきたけど、圧倒的にCTR(クリック率)が低い。
検索ボリュームもあるキーワードだし、タイトルも意識して書いている。
それなのに読んでもらえないのはなぜだろう。
サイトに訪れてくれさえすれば、満足してもらえる内容だと思うんだけどなあ。
何か原因があるのかな?