【記事の内容】
- 事務職と営業職の5つの違い
- 事務職・営業職の仕事の探し方
こんにちは。
エルバス(@elbaz_side_job)です。
この記事を書いているぼくは、営業職を約10年経験したのち、事務職(現在3年目)に転職した経験があります。
どちらの方が優れているということはありませんが、『事務職』と『営業職』では性質が180度異なります。
そのため、選び方のポイントは、
- どのようにキャリアを積んでいきたいか
- どのようなライフスタイルを送りたいか
を基準にして選ぶことが大事です。
今日はどちらも経験しそれぞれの特徴を詳しく知るぼくが、事務職と営業職の違いについて詳しく解説します。
また、後半では事務職・営業職の仕事の探し方についてもお話しします。
Contents
事務職と営業職の5つの違い
早速、『事務職』と『営業職』の大きな違いを5つ挙げると以下の通りです。
- バックオフィスかフロントオフィスか
- ルーティンワークかアドホックワークか
- プライベート重視か仕事重視か
- 仕事と割り切るかやりがいを取るか
- 時間を取るか給与を取るか
それぞれ解説していきます。
バックオフィスかフロントオフィスか
- 事務職 → バックオフィス
- 営業職 → フロントオフィス
バックオフィスとフロントオフィスでは仕事が異なり、それに伴い求められる能力も異なります。
バックオフィスとフロントオフィスの1番の違いは、『直接顧客と接触するかどうか』です。
会社の売上に直接繋がる仕事ではなく、フロントオフィスの仕事をサポートし、会社の運営をスムーズにする役割を担います。
膨大な量のデータ・数値を管理するため、『正確性』や『管理能力』、また他部署との連携が多いので『コミュニケーション能力』も必要になります。
自社製品の売り込み・問い合わせ対応・クレーム対応など外部とのやり取りを行い、売上に直結する仕事を担います。
顧客によって対応は異なり、また仕事は日々変化するので臨機応変に対応することが重要です。
そのため、求められる能力は『応用力』・『企画力』・『プレゼン力』『交渉能力』などが必要になります。
ルーティンワークかアドホックワークか
- 事務職 → ルーティンワーク
- 営業職 → アドホックワーク
事務職の仕事は基本的に『定型業務』です。
決められた手順に沿って仕事を進める、いわばルーティンワークです。
イレギュラーは少なく、創意工夫もなく、日々決められた業務をこなします。
言ってしまえば、単純作業です。
一方、営業職はアドホックワークです。
アドホック(ad hoc)は、ルーティン(routine)の対義語にあたる言葉で、『その場しのぎの/臨機応変に』といった意味の言葉です。
つまり、営業職の仕事は『非定型業務』となります。
営業職が相手にするのは、日々変化する顧客、そして売上です。
そのため、イレギュラーが多く、その場その場の臨機応変な対応が求められます。
プライベート重視か仕事重視か
- 事務職 → プライベート重視
- 営業職 → 仕事重視
ルーティンワークが中心の事務職は、決められた手順に沿って仕事を進めていくので、勤務時間内に仕事の方が付きます。
普通に仕事をすれば定時には上がれるので、アフター5を楽しむことが出来ます。
一方、イレギュラー対応の多い、営業職は『スケジュール通りに動く』というのは中々難しいです。
急な商談、クレーム対応、取引先との付き合い、また社内での仕事も多く、商談のための資料作り、アポ取り、MTGなど1日が目まぐるしく回っていきます。
会社によっては出張も多いので、1日落ち着いてデスクに座って仕事をするなんてことはありません。
仕事と割り切るかやりがいを取るか
- 事務職 → 仕事と割り切る
- 営業職 → やりがいを取る
単純作業が多く数値目標のない事務職は、目に見える成果がなく仕事に『やりがい』を見出しづらいです。
とはいえ、ワークライフバランスを保ちつつ給与もそれなりにもらえるので、『やりがいよりも仕事』と割り切ってしまえばこんな素晴らしい仕事は他にありません。
一方の営業職は、仕事は多忙を極めますが、ノルマに売上と、自分の仕事が数字に直結するので成果が目に見えて分かります。
そのため、数値目標が明確であり、自分の実力次第で評価が変わるので『やりがい』を強く感じることができます。
時間を取るか給与を取るか
- 事務職 → 時間を取る
- 営業職 → 給与を取る
先ほども触れましたが、事務職はワークライフバランスを保ちやすい仕事です。
そのため、営業職よりも圧倒的に『自由に使える時間』が多いです。
時間はお金では買えないので、考えようによっては、何より貴重なものを手に入れることが出来るとも言えます。
一方、営業職は時間はありませんが、実力次第で給与を上げることが事務職よりも遥かに容易です。
事務職・営業職の仕事の探し方
ここまで事務職と営業職の違いについてご説明しました。
どちらが自分に向いている仕事なのかが分かったところで、ここからは、それぞれの職種に転職する方法をお話しします。
結論から言えば、仕事を探す場合は、転職エージェントを使うことが1番です。
転職エージェントを使うことで、これまでのキャリアや経験・スキルなどを鑑みて適した仕事を提案してくれるほか、職務経歴書の書き方の指導から添削までしてくれるので、安心して転職活動を進められます。
この2つの仕事は互換性があるので、キャリアチェンジも割と容易です。
事務職・営業職の転職に強い転職エージェント
事務職や営業職の転職を考えた場合におすすめのエージェントは下記の3つです。
- リクルートエージェント
- マイナビエージェント
- dodaエージェント
それぞれの特徴は以下の通りです。
業界最大手の転職エージェント。求人数も断トツに多いので登録はマストです。
業界ごとにエージェントが分かれており、各業界に精通したエージェントが多いのが強みです。
エージェントの質、案件数共にトップクラスなので登録しておいて間違いないエージェントです。
この3つに登録しておけば、まず間違いありません。
まとめ|さあ、どちらの仕事を選ぶ?
- 事務職と営業職の5つの違い
- 事務職・営業職の仕事の探し方
についてまとめました。
冒頭でもお伝えしたように、どちらが良い悪いではなく、どのようなキャリアを積みたいか、また自分のライフスタイルに合わせて選ぶことをおすすめします。
『自分がどちらに向いているのか分からない』という方は、これまでのキャリアやこれから目指すキャリア、そしてどんな働き方をしたいのかを含めて転職エージェントに相談するのもありです。
自分にはどちらが向いているのだろう。
誰か事務職と営業職の違いを教えてくれないかな。