本業でも副業でも自分のやるべきことに集中したいならば、【決断の回数を減らす】ことが成功の近道です。
日々の決断の回数を減らすことで、本来やるべきことにベストな状態で臨めるようになるからです。
もしあなたが何か夢や目標を持ち、それを実現させるヒントをお探しならばこの記事が少し役にたつかもしれません。
- 決断の回数を減らすべき理由
- 決断の回数を減らす方法
【記事の執筆者】
- ネットビジネスを複数手がけるパラレルワーカー
- ネットでの副業収入6桁超え
Contents
決断の回数を減らすべき理由
どの分野においても、成功を収める人たちにはある特徴があります。
それは『決断の回数を減らす』努力をしていることです。
冒頭でもお伝えしたように、何か目標がありそれを本気で実現したいならば、そこに自分の持てる力のすべてを集中させることで実現の可能性はグッと近くなります。
なぜなら、余計なことに力を使わずに本来力を使うべきタイミングで自分のリソースをすべて投下できるようになるからです。
決断の回数を減らすこととはつまり、『決断疲れ』を減らすということです。
人の脳は、何か決断を下すたびにエネルギーを消費します。
たとえ、小さな決断だとしてもエネルギーを消費するたびに、ストレスが蓄積されます。
結果、
- 必要な時に本来の実力を発揮できない
- 重要な決断を下すときに正確性に欠ける
という状況に陥ります。
一方決断の回数を減らすことで、
- ストレスが減る
- 生産性が高まる
- 結果が出る
という良いリズムが生まれます。
1日の決断回数
人が1日で決断を下す回数を知っていますか?
一説によると、35,000回と言われています。
参照:Roberts Wesleyan College 35,000 Decisions: The Great Choices of Strategic Leaders
たとえば、
- 何を食べるか
- 何を着るか
- 何を買うか
- 何をして過ごすか
- 何時に帰るか
- 何時に寝るか
- 何時に起きるか
などなど些細なことでも人は疑問と決断を何度も繰り返し行なっているのです。
意思決定の回数が多くなればなるほど脳の機能が低下し、正確な判断ができなくなります。
『暴飲暴食』、『ヒステリー』、『衝動買い』などの行為は、脳がキャパオーバーの状態である可能性があります。
逆に意思決定する回数を減らすと、それだけ余力が生まれ別のところで力を発揮できるようになります。
成功者は同じ服を着る
成功者たちが決断の回数を減らす方法としてよくやるのが、『服選びをしない』ということがあります。
たとえば、
- アルベルト・アインシュタイン
- マーク・ザッカーバーグ
- スティーブ・ジョブズ
- バラク・オバマ
などです。
彼らは毎日同じ服を着ることで有名です。
理由はやはり、無駄な決断疲れを減らすためです。
FacebookのCEOであるマーク・ザッカーバーグは毎日同じ服を着る理由について以下のように答えています。
「僕は社会への貢献に関係しない決断はできるだけ下さないようにしている。実はこれは多くの心理学的な理論に基づいていることで、何を食べるか、何を着るかなどのたとえ小さな決断でも、繰り返し行っているとエネルギーを消費してしまうんだ。日々の生活の小さな物事にエネルギーを注いでしまうと、僕は自分の仕事をしていないように感じてしまう。最高のサービスを提供して、10億人以上もの人々を繋げることこそ、僕のすべきことなんだ。ちょっとおかしく聞こえるかもしれないけど、それがぼくの理由だよ(vimeo)」
出典:世界の成功者たちが「毎日同じ服を着る」興味深い理由 笑うメディア クレイジーより
バラク・オバマ前大統領も、ブルーとグレーのスーツのみを着用し、マーク・ザッカーバーグと同様のことを述べています。
このように成功者たちは必要な時にベストなパフォーマンスを発揮するために、日々の小さな決断でも出来るだけ減らす努力をしているのです。
決断の回数を減らすコツ
決断の回数を減らすコツは、以下の3つです。
- 思考を停止する
- 習慣化する
- イレギュラーは排除
思考を停止する
自分が最も注力すべきこと以外は、思考を停止しましょう。
結果を出したいのであれば、あれもこれもとするよりも一点に集中した方が成功への近道です。
たとえば、仕事も事務職に転職し日々ルーティンワークをこなし、思考を停止しています。
欲を出して同時に二つのことをうまくやろうとすると、結局はいずれも失敗します。
自分が注力すべきことを見極め、それ以外は省エネで動く必要があります。
1万時間の法則
また、『1万時間の法則』という考え方があります。
※この法則はいわゆる何かのエリートやプロと呼ばれる人たちが作業や練習に費やした時間の平均に過ぎないので、あくまで目安です。
1万時間は、
- 1日1時間でおよそ27年
- 1日3時間でおよそ9年
- 1日5時間でおよそ5年
で達成できます。
何かを得るには何かを捨てる覚悟が必要です。
習慣化する
1日のやることを習慣化してしまえば、何かに悩む必要がなくなり、決断の回数を減らすことができます。
たとえばぼくの場合、
05:00 起床
05:00-07:30 副業
07:30-08:30 散歩&朝食
08:30-17:30 仕事
18:00-21:00 副業
21:00-23:00 夕飯&就寝
このルーティンを2年間続けています。
ここまで続けると、何時に何をするというのが体に染み込んでいるので、何の判断もなく行動が出来るようになっています。
ぼくにとってベストな状態で臨みたいことは【副業の時間】であり、他をルーティンで回すことでその時間に集中できるようにしています。
イレギュラーを排除する
せっかく日々やることを習慣化し、本来やるべきことのために力を温存していても、イレギュラーが発生するとスケジュールが狂います。
もし今の環境でそれが実現できないのであれば、環境ごと変えてしまうのもありです。
たとえばぼくは、自分のペースを乱されるのが嫌だったので、イレギュラーの多い営業職から事務職へと転職しました。
そこまでやる必要がある?と思うかもしれませんが、自分が実現したいことと比べて優先順位が低いものは排除していくべきです。
何かを成すためには、ある程度犠牲は必要です。
まとめ|決断の回数を減らして夢を実現しよう
- 決断の回数を減らすべき理由
- 決断の回数を減らす方法
についてまとめました。
些細なことでも、人は多くの決断をし、無駄なエネルギーを消費しています。
成功を収めるためには、エネルギーの浪費をやめ、自分が真に力を使うべき時に備えて力を温存しましょう。