2018年に副業が解禁となり、副業をはじめる人が増えてきました。
そして2021年は『副業元年』と呼ばれ、副業が当たり前の社会になると言われています。
そんな中注目を集めているのが、次世代の働き方のカタチであるパラレルワーク(複業)です。
1つの会社で勤め上げるという時代が終わり、仕事を複数持つパラレルワーカーが多く誕生しています。
そこで今回は、パラレルワーク(複業)におすすめのマッチングサービスをご紹介します。
【記事の内容】
- パラレルワークとは
- おすすめのマッチングサービス9選
- パラレルワークのメリット・デメリット
- パラレルワークに向いている人
【この記事のライター】
- ネットビジネスを複数手がけるパラレルワーカー
- ネットでの副業収入6桁超え
Contents
パラレルワーク(複業)とは
Parallelには、『並行する・並列して』という意味があります。
つまり、パラレルワーク(複業)とは複数の仕事を並行して進める働き方をさします。
インターネットが普及し、働き方が多様化した今、時間や場所に縛られた働き方から解放され、複数の仕事を掛け持ちすることが可能になりました。
パラレルワーク(複業)と副業の違い
複業と副業はどちらも読み方は同じですが、意味は異なります。
パラレルワーク(複業)は、前述したように仕事を並行して進める働き方です。
つまり、どの仕事も“本業”となります。
たとえば、
- 会社員×会社員
- 会社員×個人事業主
といった感じです。
一方副業は、あくまで本業のサブ(補助)的仕事。
本業があってこそ成り立つ仕事になります。
パラレルワーク(複業)におすすめのマッチングサービス9選
パラレルワーカー増加に伴い、企業とワーカーをマッチングする(繋げる)サービスが数多く誕生しています。
マッチングサービスの仕組みは以下の通り。
- Another works(アナザーワークス)
- Workship(ワークシップ)
- シューマツワーカー
- プロの副業
- Crowd Links(クラウドリンクス)
- Skill Shift(スキルシフト)
- Joins(ジョインズ)
- Wantedly(ウォンテッドリー)
- タスカジ
Another works(アナザーワークス)
運営会社 | 株式会社Another works |
求人ジャンル |
|
登録料 | 無料 |
求められるレベル | ビギナー〜プロフェッショナル |
Another works(アナザーワークス)は、複業したい人と複業人材を求める企業を繋ぐ複業に特化したマッチングサービスです。
求人ジャンルは幅広く、様々な職種の仕事を見つけることができます。
また、仲介手数料がなく報酬は企業と直接交渉が可能なため、好条件で仕事を請け負うことが可能です。
たとえば、
- 英会話受講料10%OFF
- 商品購入10,000円OFF
など、各種サービスをお得に利用できます。
新しいサービスのため、まだそこまで求人数は多くありませんが、メディアへの露出も多く右肩上がりに登録者数を伸ばしています。
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Workship(ワークシップ)
運営会社 | 株式会社GIG |
求人ジャンル |
|
登録料 | 無料 |
求められるレベル | ビギナー〜プロフェッショナル |
Workship(ワークシップ)はAnother works(アナザーワークス)と同様、総合型のマッチングサービスです。
600社以上の案件からスキルを活かせる仕事が多く見つかります。
また、Workshipには独自のスコアリング機能があります。
プロフィール欄に情報を入力することで個人のスキルがスコア化され、企業へ分かりやすくアプローチできるようになっています。
エージェント機能もあるので、条件や働き方、応募後のフォローまでサポート面も充実しています。
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シューマツワーカー
運営会社 | 株式会社シューマツワーカー |
求人ジャンル |
|
登録料 | 無料 |
求められるレベル | プロフェッショナル |
シューマツワーカーはIT人材に特化したサービスです。
基本的にスタートアップ企業の案件が多く、プロジェクトの中心メンバーとして参画することになり、”即戦力”が求められます。
その分報酬額は高く、シューマツワーカーで働く方は平均で月に10万円の収入を得ています。
また、柔軟な働き方が可能であり、仕事終わりや週末の空いた時間を使って週10時間程度からはじめることができます。
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プロの副業
運営会社 | 株式会社ホールハート |
求人ジャンル |
|
登録料 | 無料 |
求められるレベル | プロフェッショナル |
副業のプロはもともと、広告・IT業界に特化した人材紹介会社でした。
その実績から企業とのネットワークがあり、独自案件を多数保有しています。
仕事はビジネス職系の案件が多く、サービス名通りハイレベルのスキルを求められます。
ターゲットユーザーは、30代から50代のフリーランスや副業可の会社で働くハイスキル人材であり、本格的に企業のプロジェクトに参加できるワーカーを募集しています。
登録後、エージェントと面談が行われ、条件や働き方の要望をヒアリングした後、仕事を紹介してもらえるのでミスマッチが少ないのポイント。
企業側にも面談を行っており、双方の条件に合ったマッチングをしてくれます!
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Crowd Links(クラウドリンクス)
運営会社 | 株式会社クラウドワークス |
求人ジャンル |
|
登録料 | 無料 |
求められるレベル | プロフェッショナル |
Crowd Links(クラウドリンクス)は、クラウドソーシング大手のクラウドワークスが展開するマッチングサービスです。
『企業と個人の新しい付き合い方』をコンセプトに、フレキシブルな働き方を提案しています。
副業・複業ワーカー・フリーランスをメインターゲットにしており、普段市場に出回らない隠れたハイクラス人材と企業を結びます。
求人は、ビジネス関連の仕事が6割を占め、300社を超える企業の中からスキルを活かせる仕事を見つけることができます。
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Skill Shift(スキルシフト)
運営会社 | 株式会社みらいワークス |
求人ジャンル |
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登録料 | 無料 |
求められるレベル | ミドル〜エキスパート |
Skill Shift(スキルシフト)は地域貢献副業と呼ばれるサービスを展開しています。
地域貢献副業を簡単に言うと、都市部の高いスキルを持ったワーカーと地方企業の中小企業を繋ぐマッチングサービスです。
いわゆる最近話題の『ビヨンド副業』です。
働き方は普段はテレワークで仕事を行い、月に1回程度現場へ赴くといった働き方が一般的です。
ワーカーは中小企業のプロジェクトに中心メンバーとして参画できるので、スキルアップとやりがいを持つことができます。
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Joins(ジョインズ)
運営会社 | JOINS株式会社 |
求人ジャンル |
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登録料 | 無料 |
求められるレベル | ミドル〜エキスパート |
JOINS(ジョインズ)もSkill Shift同様に、地方企業と副業・複業したいワーカーを繋ぐ人材シェアリングサービスです。
週に数時間からオンラインで地方企業のプロジェクトに参加できます。
ビヨンド副業に関心がある方は、Skill Shiftと合わせて登録することをおすすめします。
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Wantedly(ウォンテッドリー)
運営会社 | Wantedly株式会社 |
求人ジャンル |
|
登録料 | 無料 |
求められるレベル | ビギナー〜エキスパート |
Wantedly(ウォンテッドリー)は企業とワーカーを繋ぐビジネスSNSです。
2012年にサービスを開始して以降、順調に登録者数を伸ばし、2021年には290万人のワーカーと37,000社が登録しています。
気軽に企業と繋がれることから、学生や20代~30代の若手から人気を集めています。
登録企業は様々な分野の企業がありますが、特にベンチャーやスタートアップ企業が多く、ビジネス職~エンジニア職まで幅広い職種が見つかります。
企業は自身のページに給与条件を載せることはNGとなっており、自社の取り組みや働き方でワーカーにアプローチする”共感採用型”の仕組みになっています。
ワーカーはそんな企業のプロフィールページを見て、興味を持った企業にSNS感覚で気軽に連絡を取ることができます。
基本的には社員採用を目的としたツールですが、業務委託や複業社員を募集している企業も多く、パラレルワーカーにもおすすめできます。
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タスカジ
運営会社 | 株式会社タスカジ |
求人ジャンル |
|
登録料 | 無料 |
求められるレベル | ビギナー〜エキスパート |
タスカジは、ハウスキーパー特化型のCtoCサービスです。
家事を任せたい個人と副業やWワークをしたい個人をマッチングさせます。
メインのターゲットユーザーは、30代~50代の主婦(夫)の方で、子育てがひと段落して時間に余裕ができた方です。
説明会や研修も整っているのでビギナーの方でも安心してはじめられるのも魅力です。
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パラレルワークで働くメリット・デメリット
パラレルワーク(複業)をはじめる場合、どんなメリット・デメリットがあるのかも事前に把握しておきましょう。
メリット
メリットは以下の通りです。
- 収入がアップする
- スキル・知識が磨かれる
- 知見をそれぞれに活かせる
- 人脈が広がりやすい
それぞれ見ていきましょう。
収入がアップする
働き方にもよりますが、複数の仕事を同時に進めることで収入はアップします。
また、収入源を複数持つことで万が一収入源が1つなくなっても収入が0になるというリスクを回避することが可能です。
スキル・知識が磨かれる
いつもとは違う環境(企業)に身を置くことで自身のスキルアップにも繋がります。
知見をそれぞれに活かせる
一方で得た知識や学びをもう一方の仕事に応用することで、それぞれの仕事の質が高くなります。
人脈が広がる
1つの会社で働いていては繋がることのなかった人々と関わる機会が増え、人脈が広がります。
新たな出会いからビジネスチャンスが広がるかもしれません。
デメリット
デメリットは以下の3つです。
- スケジュールのコントロールが難しい
- 長時間労働になる恐れがある
- 雇用保険・福利厚生などが受けられなくなる可能性がある
それぞれご説明します。
スケジュールのコントロールが難しい
仕事を掛け持ちすることになるので、単純にスケジュールの調整が難しくなります。
それぞれの仕事が疎かにならないように気をつけましょう。
長時間労働になる恐れがある
仕事を上手にコントロールしないと仕事に追われ、業務過多になる恐れがあります。
雇用保険・福利厚生などが受けられなくなる可能性がある
雇用保険加入は、所定の労働時間を満たす必要があるので注意が必要です。
また、福利厚生を受けるためには企業の独自の基準があるのでこちらも注意が必要です。
加えて、パラレルワーク(複業)は、今勤めている会社とは別に、他の会社にもジョインすることになるので、勤めている会社が複業を認めていないとトラブルになります。
実名で働くことになるので、副業のように会社に黙ってこっそり仕事をするなんてこともできません。
パラレルワークに向いている人
最後に、パラレルワーク(複業)に向いている人についてお話しします。
パラレルワーク(複業)に向いている人は以下に該当する方です。
- 高い専門性を持つ人
- スキルアップをしたい人
- 時間のコントロールができる人
それぞれご説明します。
高い専門性を持つ人
副業と違い本業として企業やプロジェクトに参加することになる複業では、高いレベルを求められる場合がほとんどです。
スキルアップをしたい人
自身のレベルをより高めたいという方にもパラレルワーク(複業)に向いています。
時間のコントロールができる人
複数の仕事を同時に進めるには、細かくスケジュールを組む必要があります。
時間のコントロールができない人には向きません。
まとめ|これからは仕事を複数持つ時代!
- パラレルワークとは
- おすすめのマッチングサービス9選
- パラレルワークのメリット・デメリット
- パラレルワークに向いている人
についてまとめました。
年功序列や終身雇用は崩壊し、1つの会社に依存した働き方はリスクが高くなりつつあります。
そんな世の中においては、仕事を複数持ち、収入源を分散することでリスクも分散することが大事です。